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きもののおしゃれは季節感をさりげなく着こなしにとりいれること。
でも、季節ごとにきものをそろえるのは大変なことです。
普段着の小紋や紬で、季節感のあるおしゃれな装いを楽しんでいただきたいと思い、 お正月の羽子板から十二月の寒牡丹まで、十二ヶ月の歳時を追った塩瀬の帯を染めてみました。
羽子板や雛人形は節句のものですが、月々に配した草花はさりげなくそれぞれの季節を感じさせます。六月、七月、八月は絽塩瀬の生地を使っております。